爪割れに接着剤?
爪がよく割れる方の心配事といえば、「割れた部分が何かに引っ掛かって、爪が剥がれそう」ということ。
爪割れがしょっちゅう、服やタオルに引っ掛かるだけでもうっとうしいのですが、もしも爪ごと持っていかれたらと思うと・・・。それはもう言葉を失うほどの激痛ですから、予防策はしっかり講じておきたいものです。
実は爪割れの応急処置として、シアノアクリレートの瞬間接着剤が使えるのだそうです。「接着剤なんて塗っていいんだろうか?」と、ちょっと不安にもなりますが、シアノアクリレートはネイルアートで使われる接着剤の成分でもあります。爪に使う分には、特に問題ないと考えられますね。
ただ、人によっては皮膚に付くとかぶれることもあり、注意が必要です。また、爪割れがひどく痛みを伴っているようなケースは病院で処置してもらい、そのうえで「接着剤を使ってみたい!」という場合はその旨医師に相談してください。
応急処置の方法はとても簡単ですし、接着剤の他に必要なのは、ティッシュぐらいのものです。ただ、シアノアクリレートは布や皮革に付くと発熱しますので、その点はご注意を。
爪割れの部分に接着剤を薄く塗ったら、その上にティッシュの切れ端を置いて、さらに上から接着剤を塗っていきます。完全に乾いたら、もう一度塗り重ねて強度を増しましょう。ちなみに乾いたかどうか確認する際は、直接指で触ったりしないように気を付けてくださいね。
事前に爪割れの部分を消毒しておくとより安心です。また、処置後の爪表面のでこぼこが気になるようなら、接着剤が十分に乾いた後でやすりがけをしましょう。