爪に必要な栄養を摂る
爪は体のバロメーターといわれるぐらい、体の健康状態が現れます。
特に、栄養不足などの場合、爪の表面にスジが出たり、爪が割れるなどの
症状の原因となります。
では、栄養不足の場合、何を摂取すれば良いのでしょうか。
爪は、皮膚が角質化したものですので、主な成分はたんぱく質です。
まず、良質なたんぱく質を摂るようにしましょう。たんぱく質は、
肉類・魚類・卵・牛乳・大豆などに豊富に含まれています。
しかし、たんぱく質だけでは、爪の健康は維持できません。
ほかに爪に必要な栄養素は、カルシウム・鉄・亜鉛・マグネシウムなどの
ミネラル類、ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6などのビタミン類が
必要です。
カルシウムは、乳製品や大豆、海老、モロヘイヤなど。
鉄は、レバー、アオノリ、ひじき、ほうれん草など。
亜鉛は、カキ、牛肉、卵黄、カニ、レバー、かぼちゃなど。
マグネシウムは、大豆製品、わかめ、のりなど。
ビタミンCは、イチゴ、キャベツ、レモン、グレープフルーツ、パセリなど。
ビタミンB2は、青魚、玄米、アサリ、タケノコ、ニラなど。
ビタミンB6は、サケ、ゴマ、バナナ、にんじん、豚肉など。
爪が割れるのを防ぐために、爪の健康維持をしていく上で必要な栄養素は
様々です。体に必要な栄養素は、爪に必要な栄養素です。バランスの良い
食生活をしていけば、自ずと爪の健康につながります。
さらに、栄養不足以外に爪が割れる原因になる爪の乾燥や、冷え性などの
対策もするようにしましょう。
爪が割れる原因を根絶して、健康な爪を維持してください。