縦に割れたら病院へ

縦に割れたら病院へ

「爪に縦ヒビが入って、爪が割れる症状が出ている。」

そんな場合、放置しないで、病院で手当てをしてもらうようにしましょう。
割れたところから、ばい菌などが入り炎症を起こしてしまう可能性がありますし、
縦に割れる原因が病気である可能性もあるからです。

縦に爪が割れる症状が出た場合は、爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)
を疑ってください。爪甲縦裂症は、爪が縦方向に割れやすく、爪の真ん中
あたりに割れ目が生じます。

爪甲縦裂症の主な原因は、末梢循環不全と言われており、除光液や台所用洗剤、
仕事でエタノールや溶剤などを使用する場合にも、なりやすいといわれています。

その他にも、糖尿病、貧血、肝臓障害、冷え性などの内分泌異常や代謝異常、
循環器障害などの患者にも縦に爪が割れる症状が見られるようです。

このような全身疾患が原因の場合、病気の治療をしないと、縦に爪が割れる
症状が治まらない場合がありますので、病院を受診しましょう。

ぶつけるなどの外的要因で、爪が縦に割れた場合は、きちんと消毒をして、
表面を爪ヤスリで整えて、接着剤などで補強しましょう。もし、炎症が
起きた場合は、きちんと病院へ行くようにしましょう。

また、爪が割れないように日ごろから爪のケアを行うようにしましょう。
爪は乾燥しやすいので、除光液を使った後や、水仕事をしたあとなど、
ハンドクリームやオイルを使い、マッサージをしてあげると効果的です。

爪は体のさまざまな状態を表します。
爪に異常があった場合、放置せずに原因を探る事が大切です。