除光液で爪が割れる
手のオシャレといえば、ネイルアート。
最近では、女性のみではなく男性もネイルサロンへ通う方が増えて
いるようです。
ネイルアートを落とすのに使用する、除光液。
この除光液が、爪が割れる原因となることがあります。
除光液の成分であるアセトン。
これは、溶剤として広く活用されているものです。
除光液で、机のマジックの跡や、シール、接着剤を落としたり
したことがあると思います。
このように、アセトンはマニキュアの除光液だけではなく、
合成樹脂や接着剤、ゴム、ペンキなどの塗料の溶剤としても
使用されています。
除光液に含まれるアセトンは、水やアルコール、油脂も溶かして
しまいます。つまり、アセトンが使用されている除光液は、
マニキュアが良く落ちる反面、水分や油分をうばい取ってしまい、
爪を乾燥させてしまうのです。
マニキュアを落としたあと、爪の表面が白っぽくなっていますよね。
あれは、爪の水分と油分がうばわれている状態なのです。
爪の水分が失われてしまうと、当然割れやすくなります。
割れるだけでなく、二枚爪の原因にもなってしまいます。
もしアセトンが入っている除光液を使用した後は、そのまま放置して
しまうと爪が割れる原因になりますので、爪のケアを行うようにしましょう。
ハンドクリームやオイルなどで、爪と爪周りをマッサージすると、
爪の乾燥を防ぎ、血行がよくなり、爪の健康へとつながります。
最近では、アセトンフリーの除光液も化粧品コーナーで良く見かける
ようになりました。除光液を買うときは、アセトンが入っていないものを
選びたいところです。